◎概要
地域密着型サービス・小規模多機能型居宅介護が創設され丸7年が経過し、全国で約4,000か所の事業所が展開している。これから地域包括ケアの実現に向け、日常生活圏域ごとに整備がすすめられ、2025年までに40万人分が整備される見込みの小規模多機能型居宅介護への期待は高まっている。
このたびの事業は、地域密着型サービス(小規模多機能型居宅介護)に義務付けられている運営推進会議の果たしている役割、機能を検証するとともに、事業者、行政、地域住民が一体となった質の向上の方策等について3点の柱で調査研究を行い、質の高い小規模多機能型居宅介護の推進を図ることを目的に実施する。
(1)小規模多機能型居宅介護の質の向上に向けた取組事例の収集
(事業所の基本情報及び運営推進会議の積極的活用、事業所内の人材育成や研修、
行政や地域連絡会等協働しての人材育成・研修等)
(2)日常生活圏域での暮らしを支援する小規模多機能型居宅介護のあり方、
地域での役割・拠点機能の検証
(日常生活圏域の拠点としての役割、機能、あり方)
(3)小規模多機能型居宅介護の運営推進会議等の地域住民の参画による
地域からの評価(外部評価)のあり方
(運営推進会議等、地域住民の参画による地域からの評価及びその前提となる
自己評価等のあり方及び項目、担い手の育成、公表等)
⇒報告書(PDFをダウンロード)
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