小規模多機能型居宅介護のケアマネジメントについては、平成18年2月のQ&Aにおいて「小規模多機能型居宅介護ならではのサービス利用表の記載例等については追ってお示しする」と示されており、これまで居宅サービス計画書の標準例を利用する場合はほとんどでしたが、実践者の皆様にご協力いただき、本会において平成21年度より「ライフサポートワーク」を提唱し、周知に努めているところであります。
 
また、厚生労働省においても、平成23年2月22日開催の全国介護保険・高齢者保健福祉担当課長会議においても以下のように示されているものです。
 
小規模多機能型居宅介護は、顔なじみのスタッフにより、利用者やその家族等のニーズに適宜対応するため、必要なサービス(訪問、通い、宿泊)を柔軟に組み合わせて提供することにより、利用者の地域生活を総合的に支援するものであり、従来の広域型サービス(訪問介護、通所介護、短期入所生活介護)とは、その運営手法が異なるサービスである。

このため、利用者等の制度趣旨の正しい理解を促すことや小規模多機能型居宅介護ならではのケアプラン作成手法の確立が求められていたことろである。

こうしたことから、昨年2月の全国課長会議において、「小規模多機能型居宅介護のご案内」及び「小規模多機能型居宅介護のケアマネジメントについて」を配布したところであり、今後ともこれらの活用について管内市町村に周知していただき、小規模多機能型居宅介護の適正な普及に努められたい。

なお、これらの資料については、「全国小規模多機能型居宅介護事業者連絡会」のホームページ(HPアドレス:http://www.shoukibo.net/)からダウンロードが可能である』と示されているところであります。
 
このような経緯により、ライフサポートワークが開発され、多くの皆様に活用されだしています。