(令和3年12月17日付け)厚生労働省老健局高齢者支援課、認知症施策・地域介護推進課
○ 令和3年度における介護分野の感染症対策につきましては、本年9月末までの新型コロナウイルス感染症に対応するための特例的な評価を含めた介護報酬改定により、日常からの必要な感染症対策の実施を行うとともに、地域医療介護総合確保基金において感染者が発生した介護サービス事業所・施設等に対するかかり増し経費の支援を実施してきました。
○ しかし、新型コロナウイルス感染症の感染状況は、引き続き予断を許さず、地域においては日ごろの感染防止対策を継続しつつ、介護サービスを継続的に提供することが必要です。
○ このため、上記特例的な評価の対象としていた全ての介護サービス事業所・施設に対し、より直接的に、必要なかかり増し経費支援を実施するため、地域医療介護総合確保基金の枠組みを活用し、本年10月から年末までのかかり増し経費に相応する措置を講じることとし、先般、「令和3年度新型コロナウイルス感染症流行下における介護サービス事業所等のサービス提供体制確保事業の実施について」(令和3年4月8日老発0408第1号厚生労働省老健局長通知)を改正し、新たに「介護サービス事業所・施設における感染防止対策支援事業」を設けたところです。
○ つきましては、同事業による補助が必要な全ての介護サービス事業所・施設に適切に届くよう、会員の皆様への周知にご協力賜りますようお願い申し上げます。
○ なお、都道府県向けにも同様の趣旨で別添のとおり依頼文書を発出していますので、適宜連携の上、ご対応いただきますようあわせてお願いいたします。
(ご参考1:事業の概要資料)
【概要】介護分野における感染防止対策の継続支援
(ご参考2:実施要綱等(厚生労働省ホームページ)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/
bunya/0000121431_00257.html |