第2弾
第1弾
2007年9月22日
2007年9月22日(土):小規模多機能型居宅介護事業者の集い(広島会場)
〜グループディスカッションで出された意見〜
開設当初の悩み
・定員が伸びない。
・単独経営の方は軽度者が多く、利用が少ない。
・泊まりの利用者がいないと手当てをだすのが難しい。
市町村との問題

・市町村の姿勢がまちまち。運営推進会議に出席しない。
・協力的な市もある。
・ある市では、日常生活圏域をこえて隣の生活圏域の高齢者を受け入れてはいけないという
 指導をされて、同一市町村内なのに、利用できない。
・どの日常生活圏域の高齢者であっても、どこの小規模多機能型居宅介護を利用しても構わない (日常生活圏域を超えて利用していい)。制度がなじんできたらエリアを意識してサービスを
  提供するようにしようということになっている。
・見解が市町村によって違う。
・市町村の指導がない。

利用者の問題

・新規の利用者が少ない。
・困難ケースが回ってくる。
・登録者の確保のためには、小規模多機能型居宅介護を利用する以前に使えていた他のサービス
 も使えたら、増えるのではないか。

定員の考え方

・通いの定員いっぱいなので、登録定員が増やせない。

職員の確保

・仕事は不規則で、利用者の状況により変則的。
・研修の場が少ない。
・小規模多機能の研修が少ない。
・時間外に内部で研修をしている。

ケアマネージャー(計画作成担当者)

・ケアマネの業務が通常のケアマネに比べて多い。
・ケアワーカーと溝ができると仕事をすすめていくことが困難。
・マネジメントが大切。他のケアマネと違って、現場にいて、利用者を見られるので利用者へ
 すぐに反映できる。

医療行為

・医療行為に関して、施設内の往診ができない。そのために、いったん自宅に帰って往診しても
 らったりしている。施設に来て往診してもらっているとこともあるが。自宅で受診して事業所
 にくるのと、事業所が受診しにお連れするのと変わらないのではないか。

運営推進会議

・運営推進会議の議題がマンネリ化している。

報酬

・看護師が配置されているが、「医療連携加算」もない。
・看護師の医療行為について。

夜間(夜勤)

・市町村の指導がない。
・グループホームとの併設の事業者のひとから、併設のメリットがないのでは。職員の質の格差
 がある。

泊まり

・固定の泊まりの方が多くなってきて、「施設化」してきている。気をつけなければ。
 小規模多機能型居宅介護の事業内容を地域に理解してもらえるよう努力している。
・泊まりの人が、泊まりが連続すると自分の居室と間違うこともあり最初に「泊まり」という
 ことの話しをしている。
・いつでも泊まれる安心感。